笠間の暮らし・文化・観光・農業 etc。
みんなで発言する、発信する、
Craft Council(クラフト・カウンシル)。

滝入不動尊 イノシシの天国

DATE:2019.12.10

NAME:currywinwin

民話や伝承からインスピレーションを受け制作をされている陶芸家の高橋協子さん。ある日、光輝く『滝入不動尊』のお写真を見せていただきました。まるでジブリの世界、早速行ってみました。

途中「イノシシの天国」と書いた看板があります。そう、ここは野生のイノシシが沢山いるらしいです。

近くにお住まいの協子先生のお話でも「この前7頭みましたよ」とか、「夜見えないけど、この先にいるなって気配がするの」という具合。

愛宕山は修験道の山、こちらのお不動さまは滝行をされる霊験あらたかな場所です。水量が豊富で、水音がかなり強く辺りに響いています。

お堂の階段はイチョウ葉が散り重なり黄色一色。お不動さまの背後の森はまるで火焔のように、赤くなったモミジが一木、色を添えていました。

写真を撮っていたご近所の方がいたので、お話しましたら「猪の穴がいっぱいだから山には行かないよ。」と仰ってました。

やはり、この一帯はイノシシの楽園。猪神さまに、お会いしたいような、したくないような、お会いしたいような…

所在地■ 茨城県笠間市上郷2811

位置情報

マップを拡大してみる

同じカテゴリの記事

愛宕神社 天狗伝説の杜

ある日、退屈した仔猫神が目をうるうるさせて(どこか行きたいにゃん。)と言います。 日が暮れる前に行けるぱわすぽ…愛宕山に行くことにしました。 山頂付近まで一気に車で上がります。

日本繪馬

「繪馬(絵馬:えま)」英文羅馬拼音寫作「EMA」。是為了祈願或還願而向神社獻納的帶有繪畫的木製匾額。 現在主要是為了讓願望可以傳達給神而把願望寫在繪畫的木製匾額上面。 繪馬(えま)的由來:在日本遠古時代,馬被視為神的坐騎而備受重視,古代的日本人去神社以活馬來供奉表示自己的虔誠。(現在有「神廄殿」,實際有供養馬的神社還是存在)但馬匹太大,數量一多不僅占空間對神職人員也很麻煩,信徒也很難準備昂貴的馬匹;漸漸發展成為用木、土或金屬類的材質做成與活馬一樣大小的樣品,代替活馬來供奉。現時代繪馬逐漸縮小,圖案也不拘泥於馬,也會畫上歷史故事或該神社的神明等等。

天狗の種類って? 光立つ長楽寺

長楽寺の創建は天長元年(824年)時代を語る清々とした様式美。 「光の柱が立っているというお話もあります。雨の日でもきれいな写真が撮れるんです。」と高橋協子さん。心がほぐれていきます。話がはずんで、ついつい長居しました。

稲田姫は誰の奥さん? 酒蔵の女神

蔵内では大掃除の真っ最中。脚立に上り天井やら梁やら隈無く綺麗にされています。新米ができると、いよいよ酒造りが始まるので、その準備です。 仕込み蔵にはモスグリーンの男前タンクがずらりと並んでいます。昔は木の樽でしたが、今は菌の管理上、樽は使わないそう。蔵人たちは半年の間、泊まり込んでお酒の菌の管理にあたります。 五代目も初めは菌の声が聞こえなかったものの、5年、7年と経つうちに菌の声がわかるようになったそうです。「菌は口も聞かないし寝ないので大変なんです。」なんだか、(うちの奥さん手がかかるんだよ)みたいな愛を感じる物言いです。 そしていよいよ、ぱわすぽ真打登場。 磯蔵さんの仕込蔵には神様が祀ってあります。 その名も稲田姫。稲田姫は誰の奥さん?

愛宕神社 悪態まつりの話

愛宕山の麓、悪態まつりのスタート地点でお話を聞いてから、愛宕神社に向かいます。

師走の門前通り お稲荷さんそぞろ歩き

師走の門前通り、今日はひっそり。 でも、お稲荷さんではお正月の準備が始まっていて一年で一番賑やかな時を迎える緊張感も感じられます。そば処つたやさんであつあつの鴨南そばを食べた後、門前界隈をそぞろ歩きしました。

奥の院 稲田姫伝説の好井

稲田神社の奥の院にやってきました。 神社から少し離れた山中にあります。専用駐車場はありませんが、奥の院をお守りされているお宅のご配慮で駐車できる旨のご案内があります。 稲田姫の別名は奇稲田姫クシナダヒメ。ヤマタノオロチ退治のお話で有名なスサノオノミコトの奥さんです。

長楽寺 十三人目の天狗

笠間市台湾インバウンド推進協議会のワーキンググループメンバー+東洋大学の学生さんで、フィールドスタディに出かけました。ご案内は陶芸家の高橋協子さん、天狗を訪ねる旅です。