笠間の暮らし・文化・観光・農業 etc。
みんなで発言する、発信する、
Craft Council(クラフト・カウンシル)。

愛宕神社 天狗伝説の杜

DATE:2019.12.07

NAME:currywinwin

ある日、退屈した仔猫神が目をうるうるさせて(どこか行きたいにゃん。)と言います。

日が暮れる前に行けるぱわすぽ…愛宕山に行くことにしました。
山頂付近まで一気に車で上がります。

愛宕山(標高306m)山頂にある愛宕神社は、日本三大火防神社の一つ。
創建は806年と伝えられ、天狗伝説のあるスポットとしても有名です。

そしてこちらは何といっても見晴らしが最高。
お出かけが出来てニコニコの招き猫神に、さっそく参拝客の方が近づいてきます。
「石?え~焼き物なの?かわいいね。」
元気な皆さんとしばし談笑して、私達もすっかりリラックスモードです。

拝殿脇にあった猫みくじを引くと、なんと大吉です。
笑う門には…福来るんるん。

境内で仔猫神と記念撮影を楽しんでいると、ぽつぽつと小さな雨粒が落ちてきました。
今日のところは、この辺で切り上げましょう。
気になっていた『十三天狗の祠』は、どこにあるのか分からず終いでした。

再訪を思いつつ、カーブが続く道を滑るように下界へと下りてきました。


所在地 〒319-0209 茨城県笠間市泉101

■車でのアクセス
岩間ICより笠間方面10分(6㎞)
友部ICより15分(8㎞)
■電車・バスで
岩間駅下車
タクシー10分
徒歩50分

位置情報

マップを拡大してみる

同じカテゴリの記事

稲田神社 稲田姫 出雲の神々の古社

稲田姫をお祀りする稲田神社を訪ねてみました。冷たい風が吹く秋の午後。

天狗にさらわれた少年 寅吉くんのそ・の・後②

寅吉くんの晩年のお話が続きます。 雲間から時おり日が差して、十三天狗の祠が明るく輝きます。 野鳥が沢山集まってきて、さえずりがとても賑やか。 お話を聞きにきたのかな。

酒造りを変えたある機械の伝来とは? 磯蔵酒造

蔵内の照明や建物の採光も雰囲気があっていい感じなんです。

稲田禅房 西念寺 親鸞聖人縁の古刹

国道50号のすぐ脇にある西念寺、境内に入ると往来の喧騒はどこへやら、不思議なほど静か。 長い参道を進み、鎌倉~室町の創建と云われる茅葺きの山門をくぐると、荘厳な本堂とイチョウの大樹が見えてきます。

有賀神社 狛犬さんはケンケン似!?

仔猫神の生みの親、陶立体作家の田崎太郎さんは楽しいことが大好き。 「有賀神社にはケンケン似の狛犬がいますよ」との情報をいただいたので、仔猫神と早速行ってみました。 時は夕暮れ、人の気配はありません。 日中の暑さが落ち着いた参道を進み、境内への階段をワクワクしながら上がっていくと、いますいます、狛犬さん。

奥の院 稲田姫伝説の好井

稲田神社の奥の院にやってきました。 神社から少し離れた山中にあります。専用駐車場はありませんが、奥の院をお守りされているお宅のご配慮で駐車できる旨のご案内があります。 稲田姫の別名は奇稲田姫クシナダヒメ。ヤマタノオロチ退治のお話で有名なスサノオノミコトの奥さんです。

酒にしめ縄ってなんぞや? 磯蔵酒造

仔猫神の生みの親、陶立体作家の田崎太郎さんは「磯蔵酒造はパワースポットだと思います。」と楽しそうにおっしゃる。 密かに五代目蔵主の磯貴太さんのお顔(眉毛と目の辺り)がパワスポめいていると思っていたので、後押しをいただいた感じで恐るおそる行ってみました。 仔猫神と「てくてく」ライターのmkさんも一緒です。 磯蔵酒造は江戸末期から続く酒蔵。門にはキュートな狛犬さん。 『酒は人ありき。』をモットーに『米の味と香りのするライスィーなお酒』を目指して酒造りをされています。

稲田姫は誰の奥さん? 酒蔵の女神

蔵内では大掃除の真っ最中。脚立に上り天井やら梁やら隈無く綺麗にされています。新米ができると、いよいよ酒造りが始まるので、その準備です。 仕込み蔵にはモスグリーンの男前タンクがずらりと並んでいます。昔は木の樽でしたが、今は菌の管理上、樽は使わないそう。蔵人たちは半年の間、泊まり込んでお酒の菌の管理にあたります。 五代目も初めは菌の声が聞こえなかったものの、5年、7年と経つうちに菌の声がわかるようになったそうです。「菌は口も聞かないし寝ないので大変なんです。」なんだか、(うちの奥さん手がかかるんだよ)みたいな愛を感じる物言いです。 そしていよいよ、ぱわすぽ真打登場。 磯蔵さんの仕込蔵には神様が祀ってあります。 その名も稲田姫。稲田姫は誰の奥さん?