愛宕山の麓、悪態まつりのスタート地点でお話を聞いてから、愛宕神社に向かいます。
「そこの愛宕神社って書いてあるところの向かいのお宅、そこはかつて密蔵院ていうお寺さんだったんです。
そこに籠って7日間身を浄めて過ごした後、白装束を身につけて顔を隠して天狗の姿になり、黒門ていう立派な門から出てきます。
それから、ここにまずお参りしてスタートして、愛宕山の上に飯綱神社があるんですけど、そこに行くまでに18の祠があって、供物を供えながら青竹を杖にして上がっていくんです。
観客はその時に罵倒しあったり、悪態をついていいお祭りなんです。
それから天狗さん達が供える供物を、そこから力ずくで奪ったりしてもいいことになってます。
かつては土地の領主さんが庶民のストレス軽減のために始めたんです…
第二次世界大戦の時は中断して、戦後また始まった時には、余りにも暗くて際限無くけんかになったり流血事件にまでなっちゃったので…
昼間やりましょう、ということになり、近年12月の第3週にやることになり、笠間市が合併してから全国的にお祭りとしてPRするようになったんです。
今は割と平和な感じで…もちろん悪態はついていいんですけど、上で天狗さんがお餅とかお菓子とか撒いてくれて、楽しめるお祭りになってます。
日頃の鬱憤をいくら叫んでもらってもかまわない、そんなお祭りです。」
■所在地 茨城県笠間市泉101
■アクセス 車 岩間ICより約10分 友部ICより約15分
電車 岩間駅下車タクシー10分徒歩50分
そこに籠って7日間身を浄めて過ごした後、白装束を身につけて顔を隠して天狗の姿になり、黒門ていう立派な門から出てきます。
それから、ここにまずお参りしてスタートして、愛宕山の上に飯綱神社があるんですけど、そこに行くまでに18の祠があって、供物を供えながら青竹を杖にして上がっていくんです。
観客はその時に罵倒しあったり、悪態をついていいお祭りなんです。
それから天狗さん達が供える供物を、そこから力ずくで奪ったりしてもいいことになってます。
かつては土地の領主さんが庶民のストレス軽減のために始めたんです…
第二次世界大戦の時は中断して、戦後また始まった時には、余りにも暗くて際限無くけんかになったり流血事件にまでなっちゃったので…
昼間やりましょう、ということになり、近年12月の第3週にやることになり、笠間市が合併してから全国的にお祭りとしてPRするようになったんです。
今は割と平和な感じで…もちろん悪態はついていいんですけど、上で天狗さんがお餅とかお菓子とか撒いてくれて、楽しめるお祭りになってます。
日頃の鬱憤をいくら叫んでもらってもかまわない、そんなお祭りです。」
■所在地 茨城県笠間市泉101
■アクセス 車 岩間ICより約10分 友部ICより約15分
電車 岩間駅下車タクシー10分徒歩50分
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