笠間の暮らし・文化・観光・農業 etc。
みんなで発言する、発信する、
Craft Council(クラフト・カウンシル)。

稲田姫は誰の奥さん? 酒蔵の女神

DATE:2019.12.07

NAME:currywinwin

蔵内では大掃除の真っ最中。脚立に上り天井やら梁やら隈無く綺麗にされています。新米ができると、いよいよ酒造りが始まるので、その準備です。

仕込み蔵にはモスグリーンの男前タンクがずらりと並んでいます。昔は木の樽でしたが、今は菌の管理上、樽は使わないそう。蔵人たちは半年の間、泊まり込んでお酒の菌の管理にあたります。

五代目も初めは菌の声が聞こえなかったものの、5年、7年と経つうちに菌の声がわかるようになったそうです。「菌は口も聞かないし寝ないので大変なんです。」なんだか、(うちの奥さん手がかかるんだよ)みたいな愛を感じる物言いです。

そしていよいよ、ぱわすぽ真打登場。
磯蔵さんの仕込蔵には神様が祀ってあります。

その名も稲田姫。稲田姫は誰の奥さん?

所在地/茨城県笠間市稲田2281番地の1

■自動車の方
・北関東自動車道笠間西ICから約10分
・北関東自動車道友部ICから約15分
■鉄道をご利用の方
・JR水戸線稲田駅下車徒歩3分

位置情報

マップを拡大してみる

同じカテゴリの記事

十三天狗とは?

天狗を訪ねる旅もそろそろ終盤。 このお話の後は愛宕神社から下りて滝入不動尊に立ち寄り、高橋協子さんのアトリエにお邪魔して解散となりました。 あ~今日は天狗で頭がいっぱいだぁ~ 野鳥がさえずり、天狗さんが飛び回り、イノシシが踊る、愛宕山界隈なんとも賑やかなところです。

長楽寺 十三人目の天狗

笠間市台湾インバウンド推進協議会のワーキンググループメンバー+東洋大学の学生さんで、フィールドスタディに出かけました。ご案内は陶芸家の高橋協子さん、天狗を訪ねる旅です。

酒にしめ縄ってなんぞや? 磯蔵酒造

仔猫神の生みの親、陶立体作家の田崎太郎さんは「磯蔵酒造はパワースポットだと思います。」と楽しそうにおっしゃる。 密かに五代目蔵主の磯貴太さんのお顔(眉毛と目の辺り)がパワスポめいていると思っていたので、後押しをいただいた感じで恐るおそる行ってみました。 仔猫神と「てくてく」ライターのmkさんも一緒です。 磯蔵酒造は江戸末期から続く酒蔵。門にはキュートな狛犬さん。 『酒は人ありき。』をモットーに『米の味と香りのするライスィーなお酒』を目指して酒造りをされています。

稲田禅房 西念寺 親鸞聖人縁の古刹

国道50号のすぐ脇にある西念寺、境内に入ると往来の喧騒はどこへやら、不思議なほど静か。 長い参道を進み、鎌倉~室町の創建と云われる茅葺きの山門をくぐると、荘厳な本堂とイチョウの大樹が見えてきます。

仔猫神 loveりぃあるばむ

仔猫神がやってきた。

稲田神社 稲田姫 出雲の神々の古社

稲田姫をお祀りする稲田神社を訪ねてみました。冷たい風が吹く秋の午後。

好井とは? 蔵主が語る稲田姫伝説

稲田姫伝説のある好井とは?

天狗の種類って? 光立つ長楽寺

長楽寺の創建は天長元年(824年)時代を語る清々とした様式美。 「光の柱が立っているというお話もあります。雨の日でもきれいな写真が撮れるんです。」と高橋協子さん。心がほぐれていきます。話がはずんで、ついつい長居しました。