笠間の暮らし・文化・観光・農業 etc。
みんなで発言する、発信する、
Craft Council(クラフト・カウンシル)。

~かさまのまど~「藤枝国博さん」

DATE:2023.03.26

NAME:Craft Council

~かさまのまど~第2回目は、
現在、笠間市内でボルダリング施設を経営していらっしゃる藤枝さん。
高校時代山岳部に入部したことがきっかけで、ボルダリングを始めたそうです。
今回は、ご自身のクライミング施設や、笠間市内の佐白山での魅力などお話を伺いました。
ボルダリング・クライミングと聞くとちょっとハードなイメージもあるかもしれませんが、下は3~4歳のお子さまから上は90代の方まで、実はかなり幅広い世代が楽しめるスポーツだそうです!
ご興味がある方や体験をご希望の方はぜひ、藤枝さんにご相談ください。イベント情報もありますのでぜひチェックを!
Instagram:@kunihiro0909
Facebook:https://www.facebook.com/kunihiro.fuj...
E-mail:climb.vortex@gmail.com

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SDGs & ぴっかりぽっけプログラム

楽しい夏休み親子企画! 昨日は第1回目でした。 1.笠間芸術の森公園で昆虫観察 2.なるちゃんのワークショップ 3.間伐丸太切りチャレンジ 4.SDGsバッジ作り と、盛り沢山なプログラムです。 「楽しかった♪」 「また企画して下さい!」 と嬉しいお言葉を頂きました。 皆さんが楽しいと私達も嬉しい! 笠間工芸の丘センタープラザ内では、なるちゃんの作品展「ぴっかりぽっけ展」も同時開催中。 一年後の自分に届く「明日ポストワークショップ」も会場内で開催しています。 ぜひ遊びに来て下さいね!

陶芸美術館にて開催中です! 

陶芸美術館では、3月21日(日)まで「人間国宝 松井康成と原清展」を開催中です。 2人の人間国宝の、それぞれが到達した美の形をご覧下さい! ※お越しのお客様に安心・安全にご覧いただけるよう、美術館入館時に、入り口にて検温・手指の消毒・マスクの着用・混雑時の入館制限を行い感染対策を行っております。 また、陶芸美術館は1月18日㈪から2月8日㈪まで臨時休館致します。 “Great Masters MATSUI Kosei & HARA Kiyoshi” is on exhibit at Ibaraki Ceramic Art Museum by March 21th. Please enjoy watching the beauty that each arrived on their work pieces. ※Please kindly note Ibaraki Ceramic Art Museum will be closed temporarily from January 18th (Monday)to February 8th (Monday). 陶藝美術館正在舉辦【 松井康成及原清】ニ位人間國寶陶藝作品展,展示至3月21日止。 請觀賞ニ位人間國寶各自承現不同美的陶藝作品! ※1月18日~2月8日暫停展覽

学生時代、弟子時代に下積み時代…縁が縁を呼んで今がある ― つばめ窯 高橋協子さん

笠間市岩間地区、十三天狗の伝説が残る愛宕山のふもとに、高橋協子さんの工房「つばめ窯」はある。高橋さんが現在取り組む作品は、民話から飛び出した狐や天狗…どれも柔らかいまなざしで、優しく迎えてくれているようだった。 高橋さんの出身は神奈川県。ものづくりが好きで小学生の頃から何かの職人になるのが夢だった。あまり学校に馴染めなかった中学時代、先生のすすめもあって、美術コースのある神奈川県立弥栄東高校(現:弥栄高校)に進む。美大の工芸科をめざすべく、美術コースではデザイン専攻を選ぶが、立体が好きで放課後や夏休みには工芸室を借りて自主的に彫塑(粘土で作る立体デッサン)をしたりしていた。歴史研究部に所属し、高校2年生のときに縄文土器作りを学び、土で形を作る喜び、野焼きを通じて土が焼けていく不思議さと面白さに惹かれていった。武蔵野美術大学短期大学部工芸デザイン科に進学し、短い学校生活の中でもできるだけ沢山の素材にふれたいと専攻は木工を選び、陶芸サークルで土をいじっていた。高校時代から惹かれていた土器作りも続け、OBの指導を受けながら先輩と共に穴窯も作った。そんな頃、偶然見つけた陶芸の雑誌で堤綾子先生を知った。 笠間初の女性陶芸家で、まさに縄文土器のような迫力のある作品。すぐに見学をさせてほしいと電話をかけた。それが笠間に来るきっかけとなった。 見学の直前、先生の家が火事で燃えてしまうという災難があったが、工房は焼け残っているから遠慮なくおいでなさい、という先生の一言で工房を訪ね、夜に一緒にお酒を飲みながら、縄文土器の話で盛り上がった。その後、先生から毛筆の手紙が届く。「火事でたくさんのものを失ったけれど、62歳の新しいスタートを貴女と一緒に歩みたい」 堤先生の元で、住み込みの内弟子生活が始まった。 初日の朝、言われたことは、「私は40歳から焼物を始めた。だからまだまだ素人です。あなたの仕事はそんな私の足りないところをみつけ、助けることなんです。」 手探りの弟子生活。仕事日誌をつけ、過去の仕事ノートを見比べながら仕事を覚えた。主な仕事は土づくりや作品づくりの下準備、窯たき準備、食事の支度、雑用。食器はほぼ作ることはなく、制作補助も花器やオブジェだった。

ぴっかりぽっけ展

小学校の先生から転身! 絵本作家を目指して活動中のアーティストなるちゃんの作品展です。 絵本の中から飛びだしたような、明るくて優しい世界。 ぴっかりぽっけの住人達が、森の中で今日も楽しく遊んでます♪ いつでも誰でも参加できる「明日ポストワークショップ」も会場内で開催中。 ぜひ遊びに来て下さいね! 笠間工芸の丘

笠間焼陶芸家インタビュー:酒井芳樹さん

笠間市手越の「陶の里」。日本の原風景とも言える自然が息づく里山で、数軒佇む工房の一つが酒井さんの構える樹窯だ。 「このあたりはもともと近くのお寺の地所だったんです。3人の子どもに恵まれ、以前やっていた場所が狭くなってしまったので、広いところへ行きたいということになって。この場所がとても気に入ったので、お寺にお願いして受け入れてもらったんです。」 この地で作陶を続けて約40年。酒井さんは自身の作風についてこう語る。「焼き物をやっていると、自分の作風の壁に必ずぶち当たる時がくる。私は好きなものや憧れるものを作るうち、自分の作風を見つけられたように思います。」笠間焼には特に“こうでなければならない”といった決まりのようなものがなく、作陶の自由度が高いそう。備前や信楽で作陶をしていた人が笠間へやってきて窯を構えているケースもあるのだとか。「昔からここは各地から色んな人がやってきて暮らしています。元々いた人がそうしてきたからなのか、穏やかで外から来た人を受け入れてくれる。人も魅力ですね。」

畏敬の念を感じさせつつ、どこかとぼけた“いきもの”たち ― 「工房火の玉発動機」工房長 田崎太郎氏

 クリっとした目に丸みのあるフォルム、とぼけた表情が愛らしくも、描かれた文様や細部をまじまじと眺めていると、なんだか畏敬の念も感じるような…唯一無二の世界観を持つ田崎さんの作品は、2012年の「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」や日本最大のアートの見本市「アートフェア東京」、銀座三越などに出展され、現代アートとしての評価も高く、展示会をすれば完売する人気ぶりだ。展示会で出品する作品は全て手びねりで一品もの。人間の文明を寓意的に表現した『ペンギン種族』、狛犬からヒントを得たオリジナル作品の『仔猫神』や『龍神』など、自身は「工房火の玉発動機」の工房長として、そんな不思議な“いきもの”たちに日々命を吹き込んでいる。  田崎さんは福岡県出身。小さな頃から芸術が好きだったという。高校生の頃に一度は芸術を諦めるも、神奈川でサラリーマンをやりながら独学で公募展に出した作品が入選。30歳を前に自分のやりたいことをやろうと28歳で会社を辞め、陶芸家の道へと進んだ。 「脱サラして沖縄に行った時に、シーサーを作っている陶芸家たちがとても楽しそうだったんです。自分もそんな風に生きたいと思いました。」  東京に近く、市場があり、自由な風潮であるという理由から、修行の地に笠間を選んだ。初めは窯元に入り、30歳で独立。後の【メカオブジェ】シリーズなどは、最初は全く売れなかったが、売れる作品より自分が作りたい物を、という想いで制作し続けていた。転機となったのは独立して7年後の2008年。陶芸雑誌で大きく特集を組まれたことで、作家として認められ、地位が確立したと感じたという。

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