当サイトについてAbout This Site
他に類を見ない、
焼物産地としての笠間。
笠間は、不思議なところです。
笠間焼には250年の歴史があります。古くから続く窯元さんの中には、「自分で10代目です」などという方もいらっしゃいます。にもかかわらず、他の焼物産地で眼にするような【ヒエラルキー】のようなものがありません。
今、約300人の陶芸作家さんたちが活躍されていますが、みなさん個人作家として活躍されています。何となく居心地のよいところなのかもしれません。
しかし、250年の歴史があるということは、それを支え続ける地域の風土や作陶文化への理解なくして持続はできなかったろうと思います。それがいったい何に起因するものなのか、また今もそしてこれからも根付いていくものなのか、周辺地域にも同様の文化的価値観やそれを後押しするさまざまな意味での環境が存在するのか、興味の尽きないところです。
「クラフト・カウンシル」の役割
本当の魅力を発信する場所、
そして受け取ってもらう場所。
このサイトでは笠間を地元とする方々や大きく関わっている周辺地域の方々、もしくは他県やはたまた海外でご覧になっていただいたあらゆる方々に投稿していただきたいと考えています。
決してプロ目線での内容ではないかもしれませんが、手作りでぬくもりのあるサイトにしていけたら、そしてそれがこれからの世代に継承していける品格のある内容にしていけたらと願っています。本当の魅力を発信すること、そして受け取っていただくことがこのサイトの目的です。
押し付けられた集団的価値観ではなく、個性それぞれが内面から輝き、全体の彩となって活かされること、さまざまな世代から支持されるそんな集いの場にしたいと考えています。従って、あらゆるジャンルのアート、地元自慢や逸品ものに門戸を開いていくつもりです。
どうか気軽な気持ちでご参加ください。