笠間の暮らし・文化・観光・農業 etc。
みんなで発言する、発信する、
Craft Council(クラフト・カウンシル)。

愛宕神社 悪態まつりの話

DATE:2019.12.13

NAME:currywinwin

愛宕山の麓、悪態まつりのスタート地点でお話を聞いてから、愛宕神社に向かいます。

「そこの愛宕神社って書いてあるところの向かいのお宅、そこはかつて密蔵院ていうお寺さんだったんです。
そこに籠って7日間身を浄めて過ごした後、白装束を身につけて顔を隠して天狗の姿になり、黒門ていう立派な門から出てきます。
それから、ここにまずお参りしてスタートして、愛宕山の上に飯綱神社があるんですけど、そこに行くまでに18の祠があって、供物を供えながら青竹を杖にして上がっていくんです。
観客はその時に罵倒しあったり、悪態をついていいお祭りなんです。
それから天狗さん達が供える供物を、そこから力ずくで奪ったりしてもいいことになってます。
かつては土地の領主さんが庶民のストレス軽減のために始めたんです…
第二次世界大戦の時は中断して、戦後また始まった時には、余りにも暗くて際限無くけんかになったり流血事件にまでなっちゃったので…
昼間やりましょう、ということになり、近年12月の第3週にやることになり、笠間市が合併してから全国的にお祭りとしてPRするようになったんです。
今は割と平和な感じで…もちろん悪態はついていいんですけど、上で天狗さんがお餅とかお菓子とか撒いてくれて、楽しめるお祭りになってます。
日頃の鬱憤をいくら叫んでもらってもかまわない、そんなお祭りです。」


■所在地 茨城県笠間市泉101
■アクセス 車 岩間ICより約10分 友部ICより約15分
電車 岩間駅下車タクシー10分徒歩50分

位置情報

マップを拡大してみる

同じカテゴリの記事

稲田姫は誰の奥さん? 酒蔵の女神

蔵内では大掃除の真っ最中。脚立に上り天井やら梁やら隈無く綺麗にされています。新米ができると、いよいよ酒造りが始まるので、その準備です。 仕込み蔵にはモスグリーンの男前タンクがずらりと並んでいます。昔は木の樽でしたが、今は菌の管理上、樽は使わないそう。蔵人たちは半年の間、泊まり込んでお酒の菌の管理にあたります。 五代目も初めは菌の声が聞こえなかったものの、5年、7年と経つうちに菌の声がわかるようになったそうです。「菌は口も聞かないし寝ないので大変なんです。」なんだか、(うちの奥さん手がかかるんだよ)みたいな愛を感じる物言いです。 そしていよいよ、ぱわすぽ真打登場。 磯蔵さんの仕込蔵には神様が祀ってあります。 その名も稲田姫。稲田姫は誰の奥さん?

長楽寺 十三人目の天狗

笠間市台湾インバウンド推進協議会のワーキンググループメンバー+東洋大学の学生さんで、フィールドスタディに出かけました。ご案内は陶芸家の高橋協子さん、天狗を訪ねる旅です。

稲田禅房 西念寺 親鸞聖人縁の古刹

国道50号のすぐ脇にある西念寺、境内に入ると往来の喧騒はどこへやら、不思議なほど静か。 長い参道を進み、鎌倉~室町の創建と云われる茅葺きの山門をくぐると、荘厳な本堂とイチョウの大樹が見えてきます。

十三天狗とは?

天狗を訪ねる旅もそろそろ終盤。 このお話の後は愛宕神社から下りて滝入不動尊に立ち寄り、高橋協子さんのアトリエにお邪魔して解散となりました。 あ~今日は天狗で頭がいっぱいだぁ~ 野鳥がさえずり、天狗さんが飛び回り、イノシシが踊る、愛宕山界隈なんとも賑やかなところです。

有賀神社 狛犬さんはケンケン似!?

仔猫神の生みの親、陶立体作家の田崎太郎さんは楽しいことが大好き。 「有賀神社にはケンケン似の狛犬がいますよ」との情報をいただいたので、仔猫神と早速行ってみました。 時は夕暮れ、人の気配はありません。 日中の暑さが落ち着いた参道を進み、境内への階段をワクワクしながら上がっていくと、いますいます、狛犬さん。

滝入不動尊 イノシシの天国

民話や伝承からインスピレーションを受け制作をされている陶芸家の高橋協子さん。ある日、光輝く『滝入不動尊』のお写真を見せていただきました。まるでジブリの世界、早速行ってみました。

好井とは? 蔵主が語る稲田姫伝説

稲田姫伝説のある好井とは?

稲田神社 稲田姫 出雲の神々の古社

稲田姫をお祀りする稲田神社を訪ねてみました。冷たい風が吹く秋の午後。